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  • 2016.10.11 Tuesday
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宝島社文庫「そのケータイはXX(エクスクロス)で」/上甲宣之著

付き合っていた男性が二股をかけていると知って、別れてしまったしおり。
彼女は最近知り合った友人愛子の誘いに乗って、山奥の温泉へと傷心旅行に向かった。
不気味な温泉村。
薄気味悪く無愛想な村人達。
そして、旅館の部屋で鳴った他人の携帯電話。
一人部屋に戻ったしおりが出た、その電話の相手モノノベは、
その村からすぐに逃げ出せと言う。
今日は村の祭りの日で、逃げないと片手片足を切り落とされて生神にされるのだと。
迷うしおり。戻ってこない愛子。
停電してしまう旅館と、部屋の鍵をこじ開けようとする旅館の人々。
果たして彼女は無事、脱出出来るのだろうか・・・・・・。


と、このような物語です。
起転転転転結、と言った感じでしょうか。
とにかくテンポがいい。
くどい文章があったり、説明不足の点が多かったりしますが、
どんどん「誰を信じていいのかわからない」風に読者を追いつめていくのは巧妙です。
ケータイの機能の記述は、刊行された年度を考慮に入れると仕方ないですが、
他の点は、よく機能を駆使していると思いました。
ただ、やっぱりMAはどうしてわかったんだよ、とか、
普通そのモードならSLするだろうとか、
なんで初めからBにしないんだよとか、ツッコミ処は満載ですが(笑)
物語の半分から、愛子モードなのも面白かったですね。
しかし、ジェイソンもどきが出てくるとは。
執念って、怖いw
土着のドロドロした風習と、ケータイのマッチ感も雰囲気作りにはいい感じでしたし、
それぞれのキャラも立っている。
ミステリと言うよりは、サスペンスに近いですが、最近の「ホラー」的えげつないミステリではないところも、安心して読めて、人にも勧められます(笑)
春先の物語ですが、夏に向けて読むにはお薦めの一冊でした。



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