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  • 2016.10.11 Tuesday
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リミット/五十嵐貴久著

評価:
五十嵐 貴久
祥伝社
¥ 1,680
(2010-03-11)

深夜ラジオ番組に自殺予告メールが届く。
番組は5周年記念の日で、トップお笑い芸人の奥田はカリスマパーソナリティーと言われている人物。
毒舌で人の言うことを聞かない奥田に、過去自分の息子が自殺した傷を抱えるディレクターの安岡は、思いとどまるようメッセージを出して欲しいと依頼するが、拒否される。
自殺予告は本当か、狂言か。
パーソナリティはどうするのか。
パーソナリティーとディレクターと、警察と、ラジオ局。
それぞれの考えが入り乱れ、深夜番組は進行していくが・・・。


番組が始まるまでのやり取りのテンポが悪い。
そこまでで約半分。
「リカ」の時も思いましたが、中盤以降テンポよく進むだけに、前半のもたつきが惜しい。
放送開始以降も、カリスマと言われる割には大したことを言わず、同じ発言の繰り返し。
ここにももう少し展開が欲しかった。
安岡を中心に事態が動くのであれば、奥田をこれ程持ち上げる必要性は薄い気がします。

奥田の取った行動で納得したのは、後半乱入だけ。
ならば分散させずに、もっと安岡を中心に密度を高めた方が物語が一貫したように思いました。
ラストも少し拍子抜けでしたね。

他の方のレビューを見るとダウンタウンの松本人志さんをイメージしている方が多い様ですが、私は何故かブラックマヨネーズの吉田敬さんを途中からイメージして読んでしまいました。

トータル的にはまぁまぁ面白かったです。
無駄な箇所を省き、密度を高めるともっと良作になったと思います。



JUGEMテーマ:読書
 

リカ/五十嵐貴久著

評価:
五十嵐 貴久
幻冬舎
¥ 1,575
(2002-01)

中年サラリーマンの主人公は、後輩に勧められた出会い系に填り過ごすうち、1人の女性とメールを交換するようになる。
彼女の名前はリカ。
初めは良かったものの、段々と彼女は粘着するようになり、ストーカー紛いの行為に及ぶようになる。
妻子ある主人公は彼女を遠ざけようとするが、彼女にどんどんと追い詰められて・・・。


第2回ホラーサスペンス大賞受賞作。
んー・・・。
出会い系ってこんな風に始めるものなのでしょうか。
どうも導入部でもたついているせいか、感情移入がしにくい作品です。
そのため、中盤以降リカが粘着を始める部分からのじわじわ来るべき怖さが薄い。
そもそも導入部だけで半分費やすのは展開的にも遅いです。
もう少しスピード感が欲しかった。
中盤からテンポ良く進むので、やや残念な作品です。

また、題材的にも割と良くある粘着ストーカー。
プラス「危険な情事」みたいな感じ。
題材が生かし切れてないのも、テンポと書き込みの浅さかなと思いました。

例えば。
リカの過去体験を少し匂わす様なモノローグやエピソードを挟むとかすると、どうして彼女がそうなったのかが分かりますし、納得も出来る。
どうしてタクシーに追いつけるのか、何故死なないのかの説明も欲しい。
もっと主人公の平和な家庭の描写があれば、対比も濃くなる。
無駄な出会い系の説明を省いて、違う部分のストーリーが欲しかったですね。

そもそも対峙する時にロープで縛るくらい主人公が気を利かせていればと思うのは私だけでしょうか?
人を惨殺した疑いのある人物を、気絶しているからと言って普通に助手席に乗せるなんて・・・ないわー(笑)

文庫版ではエピローグがあるそうですので、そちらを読んだ方がいいかも知れませんね。
私も見かけたら読んでみようと思います。











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