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  • 2016.10.11 Tuesday
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寄る年波には平泳ぎ/群ようこ著

「クツ」を「クソ」と読み間違えて自己嫌悪、「一つ買ったら三つ捨てる」の習慣で物減らしに挑戦、年をとり頑固になったネコを「できるだけ、がんばれ」と激励、ネットの罵詈雑言に憤然、エンディングノートの書き方に逡巡。……長く生きてると何かとあるけれど、控えめな気合いを入れて、淡々と暮らしていこう。人生の視界が広くなるエッセイ。

−Amazon商品紹介ページ(「BOOK」データベースより)引用−

 

○○女子などと言って、自分の年齢に抗う女性が増えている昨今。

こうして清々しく自分の年齢を受け入れてしたためるあたりが、

強かというか、この作者の有り様なのだと納得の一冊。

 

バタバタと、できないバタフライで泳ぐより、

マイペースで平泳ぎしながら生きることの心地よさ。

そんな風に解釈をしました。

 

猫の集会にワクワクしたり、独り身の将来を考えてみたり。

実際、自分の身に置き換えることが出来る題材ばかりで、少し考えてしまう一面もあり。

膝の上の飼い猫に、こんな風に一緒に年を重ねていければいいねと呟きそうになります。

 

群さんのエッセイはどれもこんな風ではあるけれど、

この本はいつもよりちょっとだけ、テイストが違う気がしました。

どこが違うのか、うまく表現出来ないのだけれど、

鋭く浅く切るより、ちょっとだけ深く刺した感じかなぁ?

 

久しぶりに読んだ群さんのエッセイ、堪能出来たのは間違いないのですけれどもね。

 

 

 

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