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刀語 第七話 悪刀・鐚/西尾維新著

奇策士とがめと旅を続ける無刀の剣士・鑢七花を襲う、最大・最恐・最悪の試練―。刀大仏が鎮座する聖地・清涼院護剣寺で、この世で唯一血を分けた姉との、血で血を洗う死闘!悪刀『鐚』を携え、七花の前に立ちはだかる姉に、七花はその剣を振り下ろせるのか―!?刀語、第七話の対戦相手は、虚刀流不世出の天才・鑢七実。
−Amazonの商品紹介ページ(「BOOK」データベースより)抜粋−

西尾維新初の時代活劇。
先にアニメは全話見ているので、原作がどんなものかと興味を持ってシリーズを読み始めました。

伝説の刀鍛冶四季崎記紀作完成形変体刀十二本のうちの一つ、「悪刀・鐚」(あくとう・びた)。
現在所持するのは、踊山の凍空一族をこなゆきを残して殲滅させ、更に死霊山を守る神衛隊を全滅させて、その刀を手に入れた恐るべき天才、鑢七実。
弟であり、虚刀流七代目当主鑢七花を、土佐の護剣寺で待ち受ける。

姉弟対決。
非常な展開であり、七花の超えなければならない大きな壁の存在。
まぁこの姉、普通ではないので、どう足掻いたところでまともに対決すると負けます。
実際これまで勝てたことがないようですし。

この姉の存在が、七花にとって、大きな意味を持つことは明白で、それは物語の展開上でも、七花の内面的にも最後まで尾を引くこととなるのです。

生命を強制的に活性化させる「悪刀・鐚」。
まるで病弱な七実の為にあるような刀の「悪刀・鐚」ですが、それも七実にとっては自分をこの世につなぎ止めるための物でし かない。
殺されたかった。
死にたかった。
出来れば、病気ではなく最愛の弟の手で殺して欲しかった。
そんな願いを込めて「悪刀・鐚」を奪ったのであれば、悲しすぎますよね。

人間性の芽生えた七花にとって、最愛の姉を手にかけなければならないジレンマ。
野望実現のために何としても「悪刀・鐚」を手に入れなければならない奇策士とがめ。
それぞれの想いがよく表れている巻です、
この巻があるからこそ、今後の物語が生きてくる。
でもやはり、切ないなーと思ってしまいます。

この巻から、登場人物の内面まで踏み込むことが多くなってきます。
故に、十一巻が生きてくるのですが、それはそれでまた切ないんですよね。

せめてもの救いは、七実が満足して逝ったことでしょうか?

JUGEMテーマ:読書


 

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