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  • 2016.10.11 Tuesday
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刀語 第十話 誠刀・銓/西尾維新著

虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめが蒐集する変体刀は、いよいよ十本目。対象は誠刀『銓』、所在は陸奥の百刑場。そこは、先の大乱を導いたとがめの父・飛騨鷹比等が、七花の父・鑢六枝に斬殺されたという呪われた土地だった。いまは何もない原っぱ―百刑場に突如出現した“仙人”は、とがめの心をかき乱し、七花に“意識”の戦いを強いる!刀語、第十話の対戦相手は、変幻自在の彼我木輪廻。
−Amazonの商品紹介ページ(「BOOK」データベースより)抜粋−

西尾維新初の時代活劇。
先にアニメは全話見ているので、原作がどんなものかと興味を持ってシリーズを読み始めました。

戻ってこなかった、忌まわしい思い出しかない故郷。
そこに「誠刀・銓」(せいとう・はかり)があるとの情報を得て、奇策士とがめはこの地に立った。
対するは、相手の記憶から姿を借りると言う仙人・彼我木輪廻。
仙人の出す条件を呑み、一人で「誠刀・銓」の発掘作業に取り組む奇策士とがめ。
仙人と問答をするうちに、様々な内的世界を見せられる、虚刀流七代目当主鑢七花。
それぞれが、それぞれの想いや思惑を取り込み吐き出しながら進むこの巻では、完了形変体刀・虚刀「鑢」にまで進んでいきます。
結果、とがめは自分の苦手意識であった父親への意識が和らぐことになります。

まぁね。
とがめの過去は凄惨だから、どうしても意識的に忘れたかったりするだろうし、元々苦手だった人物との記憶は、そしてそれがどうしようもない記憶だとすれば、無意識に消去してしまうのも理解出来ます。

不思議ですね。
物語上、ほぼ出てこないとがめの方がヒロインになっていて、出ずっぱりに近い七花の印象が少ない。
つまりは、そう言った位置づけの巻だったのかなと思います。

ラスト、真庭人鳥の「助けてください」が、急転直下、波瀾万丈、怒濤の結末へと誘いますが、それは次巻のお楽しみと言うことで。
・・・人鳥、可愛いよね(笑)

それにしても。
否定姫の挙動が不気味です。
勘が良い。
とがめの過去が、尾張幕府家鳴将軍家直轄内部監察所総監督・否定姫に曝かれそうです。
知られてはならない相手に、その一番重要な部分が知られてしまう恐怖。
物語が佳境へと差し掛かっていくのがピリピリと伝わってきますね。



 
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