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  • 2016.10.11 Tuesday
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刀語 第十二話 炎刀・銃/西尾維新著

虚刀流・鑢七花と奇策士・とがめによる伝説の完成形変体刀蒐集の旅は、否定姫の腹心・左右田右衛門左衛門の所有する最後の一本―炎刀『銃』を前に、最期にして最悪の試練を迎えていた―。容赦なく、迷いのない“弾丸”に貫かれたとがめを、七花は果たして救うことができるのか―!?西尾維新と竹が描く、時代活劇絵巻。とある歴史の物語―これにて終幕。刀語、第十二話の対戦相手は、否定姫腹心にして元忍者、左右田右衛門左衛門。

西尾維新初の時代活劇。
先にアニメは全話見ているので、原作がどんなものかと興味を持ってシリーズを読み始めました。


「刀語」最終巻。
※ネタバレ注意。

これまで散々出てきた「炎刀・銃」(えんとう・じゅう)ですが、ここでようやくタイトルになります。
その銃口は前巻奇策士とがめに火を噴き、右衛門左衛門は急所を外して即死させず、「散り際の一言」「最期の一言」を聞けと言い放ち去っていきます。
そして雪山でもあった「ちぇりお」のくだりのリピート。
長い、長いとがめの独白。
散り際の一言は、何度読んでも泣ける。

「酷い、何の救いようもないような、死んで当然の女だけれど――それでも」
「わたしはそなたに、惚れてもいいか?」

これまで散々七花に「惚れてもよいぞ」と言ってきたとがめが、「惚れてもいいか?」ですよ!?
泣くしかないわー・・・。
ないわー・・・。
ないわー・・・(エコー)。

ちなみにアニメ版では号泣しました。
CV田村ゆかりGJ。
この回、この巻、このセリフがあったればこそ、刀語が好きになったと言っても過言ではないです。
そして、小説まで読もうという気になった。

後は尾張城での七花無双。
とがめの着物を着て城攻めを行い、その着物にくるまって休む姿にまた涙。
まるで母を慕う子供のよう。
「でも、右衛門左衛門。仕方ねえんだよ。」
「おれはそういうとがめのことを好きになっちゃったんだから」
ここで更に涙。
この着物がまた、七花の命を守るフラグに追い涙。

左右田右衛門左衛門の最期もまた壮絶。
でも、ラストは何だかもにょる。
何であのラストかなぁ。
「ちぇりおーっっっ!」
まではいいとして。
否定姫と一緒ですか。。。(´・ω・`)

でも。
まぁ、仮面を付けていることに免じて。
「『とがめがおれを守ってくれたんだ』って、格好付けて、そういう風に決めつけちゃうべきなのよ」
の一言で赦そうかな?(上から目線w)

結局歴史は変わらなかったし、辛い凄絶な人生を歩まされて、壮絶な最期を迎えなければならなかったとがめの一生って、何だったんでしょうね。
生きていれば。
生きてさえいれば、また違った人生もあったでしょうに。
それはとがめ自身が否定していますが、でも、どちらにせよあそこで斃れなければ尾張城攻略はあったでしょうし、成功しても失敗しても、生きていれば結果とがめは七花を殺すことは出来ずに、一緒にいることが出来る未来もあったのではないかと。
そんな風に思ってしまうのです。

それにしても。
この物語は好きです。
人が死んで涙を誘ったり、感情移入出来たり、そんな物語はどうだかという風潮もありますが、それでも私はこの巻で大泣きしてしまったので、これはこれで感動出来た作品だなと思うのです。
大体この結末は予定調和であったでしょうし。
とがめの幸せな人生も、見てみたかったなと、勝手に考えてしまうのは、一番好きなキャラクターだからでしょう。

あ。
最後。
七花の回想で「長月――とがめと口を吸いあった」とあるのですが、あれは一方的なのではなかったのか!?
と疑惑がふつふつ湧いてます。
「吸われた」でも「吸った」でもなく、「吸いあった」ですよwww(///o///)
第九話ラストの「おねだり」が有ったんだろうか(笑)

久し振りの小説一気読みで、楽しかったです。
また、いい作品に出会いたいですね。

その前に、もう一度読み返そうっと♪


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