スポンサーサイト

  • 2016.10.11 Tuesday
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

一定期間更新がないため広告を表示しています


暗黒女子/秋吉理香子著

評価:
秋吉 理香子
双葉社
¥ 1,470
(2013-06-19)

学園のマドンナである白石いつみが、校舎から落ちて死んだ。
何者かに殺されたのか、はたまた自殺なのか。
彼女の手に握られていた“すずらん”は何を意味するのか。
文芸部のメンバーが、小説風に書いた物語を朗読するスタイルで、闇鍋を前に彼女の死について語り始める・・・。

イヤミス期待で読んでみました。
思ったより、読後感が悪くなかったので、少し残念。
決して読後感が良いワケではありませんので、これから読む人は注意してください。

ここからネタバレなので注意。

まず、表紙ネタバレはやめて欲しい。
なぜ“いつみ”にしなかった!?
副部長にしたことで、大体の展開が読めてしまいました。
一話目で、登場人物の説明と表紙を、思わず交互に見てしまいました・・・。

朗読会で、それぞれが違った目線で語るのは面白いと感じましたが、3話目のトンデモ物語で、なんとなく結末が読めてしまったのが残念。
出来れば、視点違いのミスリードで通して欲しかったと思います。
オカルトやファンタジー、あるいはSF調に転化するならば、もう少し違った表現が良かったかも。
この小説は一話ずつの連載だったそうなので、作者が苦し紛れに書いたのかな?と、勘ぐってしまいました(^_^;)

ラストも、まぁそっち系だろうなーと気づいてしまいました。
カニバ(ry
闇鍋だから、仕方がないか。

文章に癖はあるものの、全体的に読みやすくて、その点では良かったです。
出来ればもっと、グチャグチャに人間関係や思惑や感情などが入り組んだ、ドロドロの女子高生物語が読みたかったかなぁ。
しかし先生、大人の節度を守って欲しかった。
そして、あっさり引き下がって欲しくなかった。
いつみほどの人物が、どうしてこの先生に惹かれるのかが分からない。
先生の人物像にももっとスポットが当たっていると、違ったのかもしれませんね。



ところでJUGEMのレビュー項目、書き方が変わってしまって残念。
分かりづらいわぁ・・・。
評価☆を付ける項目は、どこへ消えたんだろう・・・。
(追記/レビュー本の「表示内容を編集」で、出ました。)

JUGEMテーマ:読書

calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< March 2014 >>
sponsored links
パーツ類
ブログパーツUL5
■ブクログ■

書籍リンク
広告
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM